クソログ

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タイムイズマネー ランチメニューで迷ってはいけない?

お金持ちはせっかちで、決断が速い人が多いです。
しかし、なぜお金持ちはそんなに決断が速いのでしょうか。

お金持ちが即断即決をするのは「時は金なり」をよく知っているからです。
どうしようかと、あれこれ選択に迷うのは時間の無駄です。彼らは、その迷いに何の生産性もないことを知っているのです。
ある意味で、生きていくということは選択の連続です。
朝は何時に起きるかの選択にはじまり、朝の飲み物はコーヒーにするかお茶にするか、会社に行っても仕事では細々とした選択が待っています。
お金持ちはその選択が速く、食事を一緒にしてもメニューを本当に見ているのかと思うほど、さっさと注文を決めています。

普通の人が昼食のメニューを決めるのに、3分かかったとします。たかが3分と思われるかもしれませんが、一か月では1時間以上のロスになります。こんな人は食事以外でもあれこれ迷います。特に仕事では逡巡しがちです。
選択に迷っている時間を合計していくなら、一日1時間以上費やしているということも考えられます。
その時間を、生産的なことに充てるならお金がもっと回ってきます。

迷うというのは、熟慮しているということです。
時間をかけて考えたほうが、良い選択ができるという反論もあるでしょう。しかし、熟慮に熟慮を重ねた末の決断が、月並みな選択にしかならないというケースのほうが圧倒的に多いです。

生産性の低下している会社はこのパターンに陥りやすく、一つのプロジェクトに対して何日も役員が討議をします。最初の案以外に、第2案、第3案と次々と案が出てくるのですが決まりません。結局堂々巡りの末、何のことはなく最初の案に落ち着いてしまうといったことが起きます。
ただ、こうして日数をかけてしまったため、決定した最初の案も実は陳腐化しはじめていて、実現したときには時代遅れになっていたりします。

このように、熟慮が必ずしも名案を生むとは限りません。むしろ時間をいたずらに潰すことにもなっています。
豊かになった日本の大企業が苦しくなっていくのは、決断の遅さが原因であることも少なくありません。
逆に今豊かになりつつある人たちは、決断の速さを武器にのし上がっているのです。

選択肢を削減すれば人生はシンプルになる

「趣味があると人生は楽しい」

このことに異論がある人はいないと思います。

一方で、「趣味となりうるものが多すぎて選べない」という人もたくさんいます。


コロンビア大学ビジネススクールのアイエンガー教授は、あるスーパーマーケットにて「24種類のジャムを並べた場合」と「6種類のジャムを並べた場合」、どちらが売り上げが良いか比較実験を行いました。

結果は、6種類しか並べないほうが売り上げが10倍良かったそうです。

このことからわかるのは、選択肢が多すぎると消費者はかえって選べなくなるということです。
店主は、なるべく多くの選択肢を用意してお客さんに喜んでもらいたいと思うかもしれません。
種類が多いほど売り上げが良くなると思うかもしれません。
しかし、それはまったく逆で、選択肢が多ければ多い方が良いというのは思い込みです。

ニーズが多様化しているからこそ、その中から自分に合うものを選択するプロセスが重要なのです。

趣味についても同じことがいえます。

趣味には定義はありませんから、何だって趣味になりえます。
この「何でもよい」という条件が、かえって選択を難しくします。

では、どうすれば選べるようになるかといえば、何かしらの基準を持って選択肢を減らすしかありません。
具体的には「お金がかかるものは駄目」とか「アウトドア系の趣味はなし」といった自分なりの基準で大胆にカットしてくことです。

カットするというプロセスに慣れれば、人生はシンプルになり楽になります。
人生は選択の連続ですから、買い物、仕事選び、恋人選びなど様々な選択に迫られます。
その際、「これも捨てがたい」「あれもキープしておこう」と、可能性の小さいものまで残してしまうと、そこから先の段階に進めなくなります。

迷って悩んで進めない状況から脱するためには、なりうる可能性が小さいもの、候補となりえないものを捨てることがポイントです。

損をするのが嫌な人ほど損をする

「損をすることが嫌いな人ほど損をする」

この皮肉な法則は、株式投資の世界にもっともはっきりあらわれます。
例えば、次の二つのケースで、あなたはどちらを選択するでしょうか。

ケース1
あなたはそれなりに豊富な資産を持つ投資家です。持ち株の中のX株が値下がりをはじめています。
あなたはAとBのどちらを選択しますか。


A.すぐにX株を売却して損失を確定させる。
B.X株を持ち続けて株価の回復を待つ。


ケース2
あなたはそれなりに豊富な資産を持つ投資家です。持ち株の中のX株が値上がりをはじめています。
あなたはAとBのどちらを選択しますか。


A.すぐにX株を売却して利益を確保する。
B.さらなる利益の増大を期待してX株を持ち続ける。

大半の投資家は、ケース1についてはBと答え、ケース2についてはAと答えるといいます。

なぜそうなるのでしょうか。

値下がりした株を売れば、損失は確実になってしまいます。
大半の投資家はその現実を受け入れたくないがために、値下がりする株を持ち続けるわけです。
この際、損失を最小限に食い止めるという頭は働きません。
皮肉なことに損失を確実なものにしたくないという思いが強いあまり、結果的に大きな損失を出すことになるのです。
値上がりした株を即座に売って利益を確保しようとするのは「損失だけはしたくない」という強迫観念の裏返しです。

このような選択をしてしまう理由は、多くの人にとって得したときの快感よりも、損したときの不快感のほうが大きいからです。
よって、人は儲けられるときは安全確実な道を選択し、損をしそうなときは絶対に損をしたくないという感情に押されてリスクの高い選択をするのです。

このように、人間の心理的傾向を考慮した意思決定理論をプロスペクト理論といいます。
行動経済学でノーベル賞を受賞したプロスペクト理論の提唱者、ダニエル・カーネマン教授は、こう言っています。
「人は損失に敏感になると、大きな利益を得られるチャンスを捨ててでも小さな利益を確保するほうを選ぶ」
ごく簡単な言葉で言い換えれば「ケチは損のはじまり」ということです。

大半の投資家が、この皮肉なパラドックスによって失敗を繰り返しています。
しかし、ここまで失敗の理由がはっきりしているならば、それを強く意識することで自分のやり方を変えることもできるはずです。
失敗のパターンに心理が働きはじめることを自覚するだけで、人の行動は大きく変わる可能性があるのです。

自分の弱みを暴露すると信頼される

自分自身のことを全て大好きな人はめったにいません。

話し下手なところが嫌だとか、内気なところが嫌であるとか、太っているのが嫌だとか、とにかく何らかのコンプレックスを抱え込んでいるものです。

非の打ちどころのないような美男・美女でさえ、どこか一つくらいはコンプレックスを抱えているものです。

たいていの人は自分の「弱み」となる部分を何とかして隠そうとするのが普通です。
しかしながら自分の弱みはむしろ積極的に売り込んでいった方がいいのです。
弱みというのは信じられないかもしれませんが武器にもなるのです。

自分の弱さをさらけ出すと、相手はどう評価するでしょうか。
おそらく「ダメなやつだな」とは思わず、むしろ「正直な人なんだな」と思ってくれるはずです。

弱み、欠点、コンプレックスを自分から暴露するのは、誠実さのアピールになるのです。
ほとんどの人は、自分の弱みを隠そうとするので自分から明らかにしてしまったほうが、いい意味で目立つのです。

心理学者、ロバート・A・ジャカロンは、あるプロジェクトマネジャーについての紹介文大学生に読ませて評価してもらう実験を行いました。

その紹介文は2種類用意されていて、一つは自分の弱みをバラしてしまうもの、もう一つはバラさないものでした。
それから、その人物について大学生に評価させると、弱みをバラシてしまう方が、3割近くも好意的に評価されることが判明したのです。

そもそも弱みというものは隠そうとしても、どうせそのうちばれてしまうことが多いです。
それならいっそのこと、自分からバラシてしまった方が潔いですし、それが好意的な評価となって返ってくるのですからそうしたほうがいいのです。

また、自分の弱みを隠そうとすればするほど、気持ちが沈んでしまうと警告する心理学者もいます。

心理学者、ケネス・M・クラマー博士によると、本人が弱さを隠せば隠すほど「僕は駄目な奴だ」とか「何をやってもうまくいかないんだ」という抑うつ度が高まってしまうそうです。
隠し事をしていると、発想がどうしても後ろ向きになってしまい、前向きな姿勢になれないというのです。

自分のことを隠そうとすると、気分が滅入ってしまいますし、どうしても臆病になってしまいます。
自分の弱みを隠さずに開けっ広げに話してしまった方が、かえって相手からは好ましい評価を受けますし、自分自身の心もすっきりするものなのです。

心を強くするには体を鍛えること

続けようと思った英会話教室に通わなくなったり、マラソンが三日坊主になってしまったり、疲れるとすぐ人のせいにしたくなったりします。
強い精神力を手に入れたいと思う場面は多いですが、なかなかハードルが高いようにみえます。

そこで忘れてはいけないのが、心と身体は密接な関係にあるということです。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」というように、精神は精神、体は体と分けて考えることはできません。
睡眠や食事が足りなければ、当然心身ともに衰弱しますし、運動やストレッチを欠かせば、血液の循環も悪くなり、結果さまざまな支障もきたすでしょう。

心を鍛えるのに良いとされている脳内物質にセロトニンというものがあります。
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的になったり、うつ病を発症すると言われています。

つまり、それを避けるためにはセロトニンを増やす作用を引き起こさせればいいのです。
実はそれが運動を行うということなのです。
特にリズム性の運動が良いとされています。

ウォーキングやジョギングのほか、呼吸法もリズム運動なので座禅やヨガも良いのです。
もちろん、ジムやダンスなどの習い事も最高のリズム運動になります。

セロトニンが活性化されると、心が元気になり、働くための意欲や集中力をつかさどる前頭前野という場所が活性化され、複合的にエネルギーを充填してくれます。

心の健康を願うなら、まず運動です。

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

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クレジットカードを使うとお金の価値が心理的に下がる

マサチューセッツ工科大学でマーケティング学を教えるダンカン・シメスターとドラーゼン・プレレックの両教授は、クレジットカードが人間に及ぼす心理作用を証明する実験を行いました。

この実験は、被験者に実際のオークションに参加してもらう形で行われました。
オークションの対象は、バスケットボールのボストン・セルティックスの試合のチケット。
めったに手に入らないプラチナチケットです。

それを競り落とす際は、被験者の半分は現金で支払わなければならず、残る半分はクレジットカードで支払わなければならないという条件が課せられていました。

このルールに基づいてオークションを行った両教授は、実に驚くべき実験結果を得ました。
なんと、クレジットカードのグループの提示した入札価格の平均は、現金のグループのそれの約2倍に達していたのです。
両教授は、あらかじめこのような傾向を予想してはいましたが、それでも2倍という数字は両教授を驚かせるのに十分でした。

この数字は、クレジットカードを使うと、支出の機会が増えるだけでなく一回の支出においても現金で払うときよりも多くのお金を使う可能性が高くなるということを雄弁に物語っています。

別の言い方をすれば、クレジットカードを使うとお金の価値が大きく下がってしまうということです。

この心理はそれほど複雑なものではありません。
コインや札の形をとっていないお金を使うのは、現金を使うよりも支出の現実感が薄いのです。
だから倹約家のなかにはめったなことではクレジットカードを使わないという人が少なくありません。
お金が出ていく痛みが希薄な分、ついつい余計な買い物をしてしまうからです。
実際、アメリカの消費者は平均してクレジットカードによる負債を7000ドル以上抱えているといいます。

頭に残る読書のコツ

本を読んでいて、気がついたら何も頭に入ってなかったということはありませんか。
また、非常に分厚い本で途中で挫折したという経験はないですか。
よくあることで、決して珍しいことではありません。

しかしせっかく購入した本は、内容をきちんと理解し、最後まで読みたいと考えるのが普通です。

そこで本を読むコツがあります。

「はじめに」と「目次」から読むのです。

特に大切なのは目次です。目次は全体像を把握するためにコンパクトにまとめられた索引です。
章立てにより全体の内容を概観でき、ストーリー展開がわかります。
何ページに何が書いてあるかが一覧できるため、読みたい項目があればそのページだけ先に読むことができます。

目次を一通り読んだら、全体を読むべき本か、もう捨ててよい本かの見極めがおおよそつきます。

全体を読むべき本は最初から順に読んでいきます。わかっている部分は確認程度の飛ばし読みをします。ただし、内容が良い本だったら、飛ばし読みはしません。

章立て、見出し、小見出しを中心に本のストーリー展開を意識しながら目を通すのが、内容が頭に入る読書のコツです。

ギャンブルでもっとも重要な大数の法則

ギャンブルの必勝法はありませんが、勝っている時にその価値を温存するには「勝ち逃げ」することです。
これを宝くじ・サッカーくじや競馬に適用すると、「勝っていたらもう賭けない」というつまらない話になるのですが、麻雀、パチンコ、ルーレットの場合に適用すると、
「勝ちの波に乗っているうちに勝っておいて、負けはじめたらそこで止める」
「少しくらいの負けなら勢いが戻るまで賭けて、負けを取り戻したらそこで止める」
要するに、勝ちの勢いはいつまでも続かないので、負ける前に止めるということです。
これは「大数の法則」という確率の大原則から導かれるもので、ギャンブルではもっとも重要な、勝つためにはどうしても知らねばならない鉄則です。

確率には「数学的確率」と「統計的確率」の2種類があります。
例えば、サイコロを投げた時に1の目が出る確率は1/6であることは誰でもわかることですが、これが数学的確率です。
これに対して、サイコロを実際に繰り返して投げて得られる「1が出た回数の割合」は必ずしも1/6になるとは限りません。これが統計的確率です。
しかし、サイコロを投げる回数をどんどん増やしていけば、統計的確率は数学的確率にどんどん近づいていきます。
確率の言葉では「試行回数を増やせば増やすほど、確率は平均値に近づく」といいます。
これが大数の法則です。

大数の法則をもう少しわかりやすくいうと、「短期間の結果をみると確率的にはありえない不思議が起きたとしても、十分回数を重ねると数学的な確率に近づく」ということです。

ギャンブル向けにさらにわかりやすくいうと「短期間で勝ち続けたとしても、十分回数を重ねると平均的勝率に近づく」ということになります。

この平均的な確率には控除率が織り込まれ、ギャンブル主催者は儲けるためにやっているのですから、勝率は半分以下なので「必ず負ける」ということになります。

それでもギャンブルに勝つにはどうしたらよいのでしょうか。
長期間、同じ賭け方では大数の法則につかまるのですから、短期間にいろいろなけ賭け方で賭ければよいのです。
そして、大数の法則が成立しない範囲で「確率的にはありえない不思議なこと」で儲けて、統計的確率が数学的確率に近づく前に逃げる、ということです。

思考停止を回避するには

習慣化した考え方のパターンを「スキーマ」といいます。
おそらく人はスキーマなしには生きられないでしょう。というのもスキーマで対処することで、繰り返して起こる出来事について思考を省力化できるからです。

しかしスキーマにも問題があります。常にそれに頼っていると、得られる答えが決まりきったものになりやすいからです。つまりステレオタイプですね。

ステレオタイプは、ある意味で思考が停止している状態とも言えます。言い換えると、斬新な発想には、この思考停止を回避するのが重要になるということです。

思考停止を排除するには多様な方法がありますが、その中で最も身近で実行が容易なのが、思考停止に陥る「キラーフレーズ」を意識的に使わないようにすることです。

代表的なキラーフレーズとして「前例がない」があります。
この言葉は次のように言い換えられるでしょう。「従来通りの枠組みで行動しましょう」と。
これはステレオタイプを全面的に支持する言葉に他なりません。

おそらくこの一言で、従来にない新しい行為は、その芽を全て摘み取られることになります。
これでは新しいことを実行するのは不可能です。
まず、前例にとらわれない態度を持つことこそが、ステレオタイプを回避するのに大いに役立つはずです。

また、「絶対~ない」と、よく口にする人がいますが、これも自ら思考停止に陥るキラーフレーズとして、ぜひ回避したい言葉です。

例えば「絶対ありえない」と断言した時点で、その人はそれがあり得る可能性について考える道を閉ざします。
また、「絶対これしかない」と言った場合も状況は似たようなものです。これを口にした時点で、人は他の選択肢を考えないようになります。

これら以外にも「それは前にもやって失敗した」、「上司が納得しない」、「時期尚早」など思考停止に陥るキラーフレーズは多数あります。
斬新なアイデアを発想したければ、これらの言葉は禁句です。

お金の本質と正体

実はお金の定義というものはあまりはっきりとしていません。

共通している機能としては、「交換の媒介物」となるもの、「価値の尺度」、「価値の貯蔵手段」となるもの、この3つがお金の三大機能と言われています。
その他に重要な機能としては「支配の道具」となるもの「投機的利益の道具」となるものなどがあります。

お金の存在しない時代、我々の祖先は共同体の中で自給自足をしていました。ただ、自給自足というのは、自らの生活に必要なものを全部つくりださなければいけないので、非効率的で重労働であったりします。
自給自足経済では、その地域で取れないものがあったり、モノ自体が不足してしまう場合もありますので、物々交換の必要性が生まれてきます。
ただ、この物々交換というのは、交換としては効率が良くありません。
例えば、Aさんは普段、海で魚を捕っているとします。毎日魚ばかりたべているので、たまには「肉も食べてみたい」と思うこともあるでしょう。そこでBさんの牧場へ行って「魚と牛肉を換えてください」とお願いしても「魚なんて欲しくありません」と言われてしまうと交換が成立しません。

仕方なくAさんは肉を諦めて、今度は野菜との交換を目指してCさんの畑に行って、魚と野菜の交換をお願いするとします。

Cさん「魚は好きだけど、この前たくさん交換してしまって、食べきれないくらい干物にして持っているんだよ」

こういわれてしまうと、やはり交換が成立しません。
仕方なくAさんは物々交換を諦めて、家で魚を食べることにしました。
しかし、家に帰ってみると既に魚は腐っていたなんてことが起きる場合もあります。
このように物々交換はお互いの欲求や必要性が一致しないと交換がスムーズに行えないという不便さがあります。

そこで発明されたのが、交換の媒介物としての「お金」です。

お金とは何かというと、それを持ってくれば「相当分の何かと交換しますよ」という取り決めだったのです。つまり、突き詰めて言えば、お金の本質は「情報」です。

紙切れそのものに価値があるのではなく、全ての人がお金に価値があると認め信用していることで情報が実体化しているに過ぎません。

お金が発明されたことにより、いつでもどこでも誰とでも何にでも交換ができるようになりました。
これは非常に便利ですね。

また、人には得手不得手や好き嫌いがあります。
例えば、僕が絵を描くのが好きで、非常に上手かったとしても、お金がなければ、やはり自分の必要とするものは自分でつくらなければなりません。
そうすると絵を描く時間も無くなってしまいます。
ところが、お金が媒介となることで、好きな絵を描いて、それを売り、生活に必要なものを手に入れることができます。

つまり、お金が人と人を結ぶ道具となり、人間は初めて「自分の得意なことや好きなことをしながら生きていくことができる」という自己実現の可能性を手に入れます。

こうして交感の媒介物としてのお金が使われることにより分業化が促進されていきました。
また、分業することにより専門性が高まり、効率性が向上したり、より高度な技術が開発されたりして、文明が発達していくことになります。

仕事選びは人生の戦略

「好きなことを仕事にしたい」というのは、多くの人に共通した願望だと思います。

自己実現という点でいえば、「嫌いだから転職する」、「好きな仕事を探す」という戦略は正しいといえるかもしれません。

ただし、そのような戦略が実行できたのは、景気がよく、仕事の選択肢がたくさんあり、好きな仕事に就ける可能性が大きかった時代の話です。

不景気が続いている状況では、むやみに自己実現を掲げると、再就職に苦しんだり、給与が下がる可能性があります。

このようなリスクを回避するために押えておきたいことは、「好き、嫌いが時間とともに変わる(変わるかもしれない)」ということです。

嫌いだった食べ物が好きになったり、嫌いだった人が無二の友人になることがあるように、仕事も今は嫌いでも10年後、20年後には大好きになっている可能性があります。
その可能性を簡単に捨てるべきではありません。

戦争論という本を書いたクラウゼヴィッツという軍事学者は、最終的に勝つためには、長期的かつ大局的な視点でものごとを捉える戦略が重要だといっています。

人生設計も戦略のひとつです。
したがって、好き嫌いという「今」の感情で判断するのではなく、長期的な視点で判断することが大切なのです。

とはいえ、嫌いな仕事に耐えるのもなかなか辛いものがあります。

そんなときは「好きなところ」を見つけてみてはどうでしょうか。

「嫌いな奴だけど発想は面白い」とか「苦手な人だけどおごってくれるから好き」といったことがあるように、仕事のなかにも「ここは好き」というところがあるかもしれません。
これから先、「ここも好き」と思えるところが増えるかもしれません。

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この世で最も恐ろしい真実

この世で最も恐ろしい真実は、過ぎ去った時は取り戻せないということ。
次に恐ろしいのは、死んでしまえば愛する者を守ることもできなくなるということだ。

時間は待ってくれない。
どんなに握りしめても、指の間からすり抜けていく。

憎むことすら知らなかった、あの幸福の時。
何を捨て、何を諦めて、ここまで来てしまったのだろう。
もう二度と元には戻れない。

頭の良い人

実は人間の知能はある程度モジュール化されていることが分かっています。

アメリカの認知心理学者で教育学の大家でもあるハワード・ガードナーは多重知能という概念を打ち出しました。
知能は様々なモジュールが組み合わされてできていて、それぞれがお互いに影響しあっているという理論です。
ガードナーは人間に固有の8つの知能と1つの候補を上げています。

1. 言語的知能:言葉への感受性。目標を達成する際に言語を用いる能力
2.論理数学的知能:問題を論理的に分析したり、数学的に処理する能力
3.音楽的知能:音楽的パターンを取り扱う能力
4.身体運動的知能:問題解決のために身体を使う能力
5.空間的知能:広い空間のパターンを認識して操作する能力
6.博物的知能:世界を分類して理解する能力
7.対人的知能:他人の意図や欲求を理解する能力
8.内省的知能:自分自身を理解し、自分の生活を効果的に統御する能力
9.実存的知能:宗教的・神秘的体験を位置づける能力→暫定的に提案されたもの

一般的に世間で頭が良いとされるのは言語的知能や論理数学的知能でこれらの能力が高い人は知識集約型が多い日本企業において重宝されますが、それ以外にも人間には様々な能力があります。
重要なのは自分がどの能力に優れているかを見極めること。
そしてその優れた部分に全リソースを注ぐことです。

僕が頭が良いと思う人は「解決」と「創造」の力が高い人です。

突き詰めていくと頭の良さとはこの2つに収斂されるのではないでしょうか。

どちらも生きていく上で必要な能力であり、この2つの能力のうちのどちらか、あるいは両方が優れていればまず生きていくのに困りません。
コミュニケーション能力も論理的思考能力も「解決」という目的のために必要とされているに過ぎません。

学歴が無くても社会的、経済的に成功している人もいますが、この2つの能力が高いからです。

一方で高学歴であっても、実社会においてこの2つの能力に乏しいと苦労することになります。

解決の能力を高めたければ読書をすることです。
読書は言語能力を養ってくれます。
ほとんどのルールやコミュニケーションは言語によって成り立っています。
言語を運用する能力が高ければ解決の能力が飛躍的に高まるのです。

標準時間を持つことで仕事の生産性が高まる

標準時間とはモノづくりの現場でよく使われる用語で、あらかじめ決められた標準的な所要時間のことです。
例えばカメラ1台を組み立てるために、どれだけ時間がかかるか分かっていれば、生産計画を正確に立てることができ、コスト計算や人件費にも利用できます。

逆にいえば、標準時間を持たない人は、自分では計画を立てているつもりでも、それは机上の空論に近いものです。
計画を立てても、どうもうまくいかないという人は標準時間を決めることから始めるといいです。

全体の標準時間を決めるには、要素作業の標準時間を決める必要があります。
Aという作業10秒、Bが15秒、Cが30秒というように決めていき、どの作業が何回発生するかで、全体の標準時間を計算します。

標準時間の決定は、根気がいる作業ですがこれを決めることで、生産効率を測定する絶対的な基準が生まれます。
ここから無駄をなくす効率化が進むのです。

標準時間の考え方は仕事の中で常に活用することができます。

例えば仕事をする前に、それを作業に細分化し「A、B、C、Dは各3.5分、Eは10分、FとGは18分。仕事全体は60分でできる」などと決めます。
決めたら、「Fの半ばで30分。あと何時間で終えなければならない」と、常に標準時間を意識して頭と体を働かせます。

「Aを終えたらBにかかろう」ではなく「何分後にBにかかる」と考えるようになったことで仕事全体のスピードは倍加したような実感があります。

また標準時間を持つと、時間の見積もりも可能になります。見積もりを守ろうとすることで、無駄を積極的に排除できるようになるのです。

作業に慣れてきたら標準時間を更新、短縮することで、さらに効率化をはかることができます。

賢い者は運命に逆らわない

生きていると大きな決断を迫られることがしばしばある。
その選択によって人生ががらっと変わってしまうような。
何かを選ぶということは何かを捨てるということでもある。
時々、その捨てたほうを選択していたらどうなってたんだろうと考えることがある。
僕の人生は今と全く違ったものになっていたのだろうか、と。
でもどちらを選んでも結局は同じところにたどり着いてしまう気がする。
結局僕はどこにも行けないんだ。