職場の同僚にアスペルガー症候群っぽい奴がいる。初日に会った時からどこかおかしな奴だと思っていたが、その感を日ごとに増していく。
いくつか特徴がみられるので列挙していく。
特徴1:表情が乏しい
よく「死んだような目」といった表現があるけど、そういうのじゃなくて、表情が上手く作れていないような感じ。
特徴2.自分からは絶対に話しかけてこない
いわゆる雑談ができないタイプ。自分から話題を提供することは全くと言っていいほどない。にも関わらず、別の人と話していると割り込んできて、会話の腰を折ってしまう。それも自分の知っていることをただ羅列するだけで、コミュニケーションとして成立しているとは言い難い。空気が読めず、いつも相手を閉口させる。
特徴3.会話に軽快さが無い
何か話しかけられても基本的に「まあ、」「はい」しか返せない。何か返せたとしても、「えーーまあ、ああーーええーーまああの、まあ」みたいな、普通の人より時間をかける割にはクソみたいな情報量しか出てこない。喋り方に軽快さが全く無く、それが苦痛で会話を続けようという気が起きない。加えて、冗談が通じにくい。また、声がでかい割に抑揚がないので相手に不快感を与えるような話し方になっている。本人はそれに気づいていない様子。
特徴4.運動神経が悪い
ラジオ体操を隅々までキッチリやっているところがいかにもアスぺ臭い。運転が出来ない。
特徴5.仕事ができない。
ミスが多い。聞かなくても分かるようなことをいちいち聞く。常識が無い。独り言が多い。
特徴6.想像力に乏しい
相手に明らかに聞こえるようなでかいため息をついたり、自分の行動が相手にどういう感情生ませるかという想像力に乏しい。人に指摘されないと気づかない。
などが主な特徴だ。細かいところを挙げればきりがない。他の社員はそいつが戦力になっていないことに頭を悩ませているようだが、俺はそいつのことをアスぺだと睨んでいるから、最初からそういう扱いをしている。アスぺじゃないにしても、ウェクスラー式知能検査でそいつの知能を検査したら、動作性IQの項目のどこかが著しく凹んでいることだろう。
最近、最も驚かされたのが、そのアスぺ野郎には彼女がいるということだ。どういうコミュニケーションを取っているのか全く想像できない。あんなコミュ障と一緒にいて面白いのだろうか。俺には理解できん。あるいは彼女もアスぺなのかもしれん。もしくはときメモの藤崎詩織を彼女だと言い張っているだけなのかもしれん。それはさすがに無いか。いや、あるな。

- 作者: 高石宏輔
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2015/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る