クソログ

孤独の海

菊穴からピンポン玉を3つ出した女について語るときに俺の語ること

とあるアイドルが18歳という若さで急死したという。1週間前はまさか自分の生が終わってしまうことなど思いもよらなかったことだろう。人生は何が起きるか分からない。菊穴からピンポン玉を3つ出した女もまた、幼き頃は自身が人前でピンポン玉をケツの穴から3つも出すことになろうとは思いもよらなかったことだろう。

菊穴からピンポン玉を3つ出した女を見つけたのは俺がまだオナ猿の頃、おかずをディーエムエムドットコムで探していた時だった。
羞恥芸と称して、女は図書館を舞台に、四つん這いになりケツを突き出した。菊穴はみるみる広がっていき、ピンポン玉が一つ、机の上にポトンと落ちた。だが、それで終わりではなかった。少し間があって、今度は二つ目がポトリ、と落ちた。そして、最後に女は「うんち出ちゃう」とか言いながら、三つめのピンポン玉を出した。転がっている三つ目のピンポン玉見て、「うんちじゃないじゃん。ピンポン玉じゃん」って思った。放出された三つのピンポン玉を司書らしき人が、おそるおそる一つずつ女の菊穴に戻していった。女は三つのピンポン玉を回収すると図書館から去っていった。

なぜ、なぜ彼女はカメラの前で菊穴から3つもピンポン玉を出さなければならなかったのだろうか。やはり金のためだろうか。やはりというかそれ以外に何があるというのか。ギャラってどのくらいなんだろう。一生消すことのできない汚点とも言える行為の対価。カメラの前で菊穴からピンポン玉を3つ出すといくらくらい貰えるのだろうか。
何か大きな借金等があり、金を手にするためにはなりふりかまっていられなかったのだろうか。あるいは、そんなムービーを鑑賞しているような頭のいかれた変態にどう思われようが構わない、ということなのかもしれない。モノは考えようである。日本は恥の文化と言われるが、恥さえ捨ててしまえば、菊穴からピンポン玉を3つ出すだけで大金が手に入るという考え方もあるのかもしれない。

わからない。世の中わからないことばかりだ。空が悲しいほどにどんよりしている。明日は雪かなぁ。